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登録内容

  • 登録者 : 国立歴史民俗博物館
  • [言語]日本語
  • [TEL]050-5541-8600
  • 登録日 : 2022/12/27
  • 掲載日 : 2022/12/27
  • 変更日 :2022/12/27
  • 総閲覧数 : 796 人
2023年3月6日~2023年5月6日 / 千葉県 佐倉市 / その他

企画展示「いにしえが、好きっ!-近世好古図録の文化誌-」

はんこから調度品まで 様々な古いモノ(古器物)を愛でる探求のまなざし 
江戸後期に編纂された古器物の図譜集『聆涛閣集古帖』 そこに描かれた古器物の実物や複製・模造品なども展示

古いモノ(古器物)に憧れる心は、いつの時代にもあります。実際にモノを集めることはもちろん、それが叶わない場合は画像だけでも手元に置いておきたい、そういう願望は、歴史が好きな人ならば、だれでも心当たりのあることでしょう。
歴博の館蔵品の中に、江戸後期に編纂された『聆涛閣集古帖(れいとうかくしゅうこちょう)』という図譜集があります。これは、兵庫県の神戸・住吉の豪商だった吉田家が三代にわたり編纂した、いまでいう「図録」や「カタログ」にあたるようなものです。考古資料、文書・典籍、美術工芸品など、じつにさまざまなジャンルにおよぶ著名な歴史資料、約2,400件が、精緻な筆致で描かれた、画像の一大コレクションです。これが、今回の企画展示の主人公です。
江戸時代には、古いモノを愛する「好古家」と呼ばれる人たちが数多くいました。好古家の間では、自分のコレクションや、実際に見たことのある古器物をスケッチして、「好古図譜」という形でまとめることがさかんに行われていました。それだけでなく、それらの情報は各地の好古家たちに共有されていたのです。
描かれたそれらの古器物は、今、どうなっているのでしょうか?この企画展示では、それらの原品や複製・模造品等を集め、立体的に展示することで、二次元の世界を三次元に再現することを目指します。
また『聆涛閣集古帖』を編纂した吉田家関連資料から浮かび上がる好古図譜編纂の背景、吉田家旧蔵の豊かなコレクションの数々、同時代に関心が高まる正倉院宝物図とその模造製作の世界、好古家のネットワークなどに関する展示を通じて、近代的な博物館が生まれる前の、「いにしえ好き」たちの歴史資料への豊かなまなざしを明らかにします。

主催 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館


【料金】
一般1000円/大学生500円
※総合展示も合わせてご覧になれます。
※高校生以下は入館料無料です。
※高校生及び大学生の方は、学生証等を提示してください。
(専門学校生など高校生及び大学生に相当する生徒、学生も同様です)
※障がい者手帳等保持者は手帳等提示により、介助者と共に入館料無料です。

[お問い合わせ先]
050-5541-8600(ハローダイヤル)
会場 国立歴史民俗博物館
住所 285-8502 千葉県 佐倉市 城内町117
日程 2023年3月6日~2023年5月6日
時間 9時30分~17時00分
時間詳細 ・入館は閉館30分前まで。
・月曜休館 ※ただし、5月1日(月)は開館。
アクセス 【電車の場合】
・京成電鉄「京成佐倉駅」から徒歩約15分 または バス約5分
・JR東日本「佐倉駅」からバス約15分
【車の場合】
・東関東自動車道 四街道ICまたは佐倉ICより約15分
会場詳細 国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B
千葉県佐倉市城内町117

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