JMSA Science Forum運営メンバーが送る暮らしのコラム

JMSA Science Forum 運営メンバーがそれぞれの経験や知識をもとに、生活に少しだけ役立つコラムをお送りします。

2018年 4月 2日更新

第5回 : JMSA Life Science Forumについて

JMSAとは

JMSA(Japanese Medical Society of America 北米日本医師会)は、日本人の医師、歯科医、看護師、研修医などの医療従事者、学生を中心に、会員相互の交流・協力促進することを目的に、1973年に設立されたニューヨークの非営利団体です。これまでに、医療関係者のみならず、多くの企業会員やボランティア団体の協力により、幅広い社会活動を行っています。学生への奨学金制度をはじめ、最近では、東日本大震災で被災された地域への支援活動も積極的に行っております。

JMSA Life Science Forum運営委員

本フォーラムは、ニューヨークの13の各研究、医療機関で働く有志のボランティア25名によって運営されています。構成メンバーは、博士研究員、研究留学中の医師(日本)、ニューヨークで働く医師、看護師、そして医療従事者です。そのため、本コラムの内容も多岐に渡りました。

JMSA Life Science Forumについて

2015年より、JMSAの新たなプロジェクトとして、Life Science Forumを立ち上げ、現在は日本学術振興会にも共催として、複数の企業や団体からは協賛としてご協力いただいております。ニューヨーク近郊には、トップレベルの研究・医療機関が揃い、300人以上の研究者が働いています。しかし、大学ごとの日本人会は存在するものの、複数の大学間の連携というものがありませんでした。そこで、ニューヨーク近郊の研究者の交流を目的に、本フォーラムを立ち上げました。ひとことで“ライフサイエンス研究”とは言っても、それぞれの内容は、医師の臨床寄りの研究から、生物の教科書に載るような基礎研究まで多岐にわたり、私たち研究者であっても分野が違えば、素人同然です。本フォーラムでは、多くの方との交流を目的としているため、講演者の先生方には誰にでも分かるように説明していただくようにお願いしています。

今年は、「未来を拓く」をテーマに、世界で最先端のライフサイエンスの研究をされている先生方だけでなく、サイエンスの未来を考えるパネルディスカションや、今後ライフサイエンス研究に必要となってくるような他分野の先生の講演を準備しております。ニューヨーク近郊の研究者、医療従事者、サイエンスに興味をお持ちの方、医療従事者を目指す学生など、どなたでも楽しめる内容となっておりますので、皆さまのご参加をお待ちしております。

第5回JMSA Life Science Forum開催

日時: 2019年4月20日(土)
場所: ニューヨーク大学 (NYU)

Langone Medical Center Farkas Auditorium
550 1st avenue (32nd street), New York, NY 10016 (地図はこちら)
主催: 米国日本人医師会(JMSA) 独立行政法人日本学術振興会(JSPS)
http://jmsa-nyc-forum.org/

今回のコラムニスト
Albert Einstein College of Medicine Research Fellow 能丸 寛子(のうまる ひろこ)

2007年九州大学農学部卒業、2009年九州大学医学系学府医学専攻修士課程修了(医科学)、2009年九州大学医学系学府医学専攻博士課程入学後、2014年学位取得(医学)。2015年より現職。第4回JMSA Life Science Forum運営委員長。現在、先天性心疾患の原因解明に従事している。

2018年 4月 2日更新

皆さんのご意見、ご相談等ございましたら以下までご連絡ください。

jmsa.ny.2018@gmail.com

Columnist's Profile

JMSA Science Forum 運営メンバー(JMSA NY Life Science Forum)

JMSA NY Life Science Forumは、米国日本人医師会(JMSA)をはじめ、日本学術振興会(JSPS)、NY近郊で活躍する科学者や医療関係者によって運営されています。本Forumは科学を通して、科学者のキャリアやNY近郊で生活する一般の方々の生活をサポートすることを目的としています。