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2021年5月27日 / New York (ミッドタウン), New York / その他

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終了しました
会場 Zoom
住所 145 West 57th street, New York (ミッドタウン), New York, 10019 アメリカ合衆国
日程 2021年5月27日
時間 19時00分~20時00分
[時間詳細]

[アクセス]

[会場詳細]

Web Access No.77981

日本クラブ・スペシャルウェビナー「日本の伝統工芸 - 漆芸と陶芸」

漆芸家の中島敦子氏と、陶芸家の大貫博之氏をゲストスピーカーにお迎えして、お話を伺います。
日本クラブでは、WEBギャラリーの出展アーティストである、漆芸家の中島敦子氏と、陶芸家の大貫博之氏のお二方をゲストスピーカーにお迎えし、それぞれの分野の技法や作品についてお話を伺います。講演時間はそれぞれ約20~25分、そしてQ&A(質疑応答)の時間を5〜10分ずつ予定しています。

お話いただくトピック1:「漆とは?」 中島 敦子 

「今でこそいっぱしに『漆とは』などと語っている私は、28になるまで合成樹脂製のお椀を漆器と思っていた物知らずでした。今でこそ漆を使って制作していますが、28になるまで漆はおろか工芸にも全く興味がありませんでした。それがなぜか今は、『漆』という生き物に振り回されながらも離れられず、『漆』の声に謙虚に耳を澄ませる日々です。『漆って何?』、私に取り憑いて離れない漆の魅力の一端をお話出来たら嬉しいです。」

お話いただくトピック2:「笠間焼について」 大貫 博之

東日本最大級の規模を誇る笠間の陶芸産地は、約240年前、信楽から来た陶工の技術を取得して始まりました。その特徴は笠間の地で作陶することを条件に各々の世界観を自由に創作できることで、全国から陶芸作家が移り住む日本でも有数な産地です。近年、国内外で活躍の場を拡げている現代陶芸の精鋭、大貫博之氏により、
「笠間焼」についてご紹介いただくとともに、作品の紹介と、制作工程についてのお話を伺います。

参加費:無料

(任意で医療従事者へのお弁当プロジェクトへ寄付 → https://bit.ly/3ccT0vW

※先着500名様まで

お申し込みはこちらから:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_Y1HEbDteSAOvTVsmhLiV5w

*ウェビナーは日本語で進行されますが、WordlyのリアルタイムAI 翻訳により英語字幕でご覧いただけます。

中島 敦子:漆芸家

東京芸術大学大学院油画専攻修了。富山大学高岡短期大学部漆工芸専攻研究生修了。漆芸家並木恒延氏に師事。日展・日本現代工芸美術展・日本橋三越・横浜そごう等で作品発表。

日本クラブWEBギャラリーでは、熟練した確かな技術と独自のセンスから生み出された中島敦子氏の漆芸作品をご紹介しています。中島氏は、日常使いできる器や小物も制作されますが、WEBギャラリーでは、伝統的な螺鈿(らでん)の技法を使った、自然からのインスピレーションと生命の躍動に溢れた幻想的な平面作品をご紹介しています。

大貫 博之:陶芸家

1961年茨城県水戸市生まれ。東京造形大学デザイン科卒業後、グラフィックデザイナーを経て茨城県窯業指導所にて陶芸の研修。1995年、笠間市に独立開窯。技法は、粘土を板状に切り出して貼り合わせ形を作るたたら作り。最初に設計図を描き、色・配置・絵柄などを決め成形。線象嵌と色絵の技法で表現された色彩豊かな草花のモチーフは、デフォルメされたことにより活き活きと蘇り、器のフォルムを引き立てています。国内外にて個展、企画展、グループ展と活動する傍ら、公共施設での陶壁制作にも携わっています。

大貫氏の作品は、シャープな線の器に、睡蓮、牡丹、山桜など、草花をモチーフにした絵付けが印象的です。色、配置、絵柄。そのすべてが絶妙に考えられて、ひとつの作品となっています。和とモダンを兼ね合わせた作風を持ち味とする大貫氏の華やかな酒器や茶器が日本クラブWEBギャラリーで紹介されています。

▶︎中島 敦子氏と大貫 博之氏の作品は日本クラブWEBギャラリー(https://nippongallery.nipponclub.org/)でご覧いただけます。
[お問い合わせ先]
gallery@nipponclub.org
  • [登録者]The Nippon Club
  • [言語]日本語
  • 登録日 : 2021/05/09
  • 掲載日 : 2021/05/09
  • 変更日 : 2021/05/09
  • 総閲覧数 : 1362 人